夏講5日目~父の一言

2016年夏講

枚方市の進学塾フローライトゼミナールの濱元です。

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夏期講習5日目
ずっと曇り
今日は2時から授業スタート

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スーパー飛び級コースのMくん&Nくん兄弟の写真、撮り忘れました(無念)。
相変わらず兄弟そろって机に向かって勉強しています。

先日の記事「勉強は工事と同じ?」を投稿したあと、思い出したことがあります。
ちょっと長いですけど、お付き合いください。

それは私の父について。

私の父は愛媛県宇和島市の漁村出身の末っ子。
中学生まではその島にある小・中学校に通い、高校生のときは宇和島市にある某(高校野球の強豪)高校で寮生活でした。
その後、集団就職で大阪へ。
「お父さんは金の卵やったんやで。」という意味が小学生のときはわかりませんでした。
就職先はソーセージやハムをつくる一流有名企業(丸くて大きい)。
しかし父は丸くて大きいハム会社を辞めます。
理由は後年語ってくれましたが、今日の記事とは関係ないので省略。

ブラブラとしていた父は兄(私の伯父)が工事部長をしていた塗装会社に就職。
ここから塗装工としてのキャリアを歩み始めました。
その数年後に母と結婚、翌年に私が生まれ、父は現場監督になりました。

父が現場監督をした現場、その共通点はとても簡単。
・巨大橋梁
・ガスタンク
・衛星アンテナ
・鉄塔
・私鉄の駅
そう、普通の家は塗らない父、特殊な構造物しか塗らない塗装工だったんです。
もちろん、私にとって父は尊敬の人です。

で、ここからが本題。

現場監督になると材料を積んだトラックで現場に行くことになります。
荷台にはペンキやハケ、はしごにロープ、その他、見たこともない機械類。
そのすべての準備を現場監督である父は1人でしていました。

私も大学生になると父の現場を手伝いました。
一緒に塗ったり、交通規制をしたり、荷物を持ったり。
まあ、雑用みたいなもんですが(笑)。

ある日、「明日行く現場の荷物の積み込み、手伝ってくれへんか?」と頼まれました。
もちろん、と手伝う私。
倉庫に行き、「あれとあれ、これとこれ」と現場に持っていく荷物をトラックへ運びました。
しかしすぐにはトラックに積まない父。
「あれがこうなって、ほんで・・・」と独り言をつぶやいていました。
「積めへんの?」とのんきな私に父は言いました。
「おう、トラックから荷物を下ろす順番があるんや。」

現場に行って、トラックの荷台から全部の荷物を下ろすわけではありません。
そうなると下ろす道具を手前に置いておかなくてはいけません。
しかし何も考えずに積むと荷物が下ろしにくくなり、またハケなどの毛先を痛める可能性があります。
それらを考えて父は荷物を積む手順を考えていたのです。

そして今でも忘れられないことを父は私に言いました。

「どんな仕事でもな、段取りでその仕事の9割は決まるねん。」

段取り、つまり事前の準備。
これをどれだけしておくかによって仕事の成果はほとんど決まる。
そのことを父は教えてくれました。

大学祭の運営をしていたこともある私にとって、とても納得できる一言がこれだったんです。
大学祭も当日は成功して当たり前、その準備をどれだけ入念にするか。
それで大学祭当日の人の出入りが決まります。

そして勉強も段取り次第。
いかにして事前(夏休み以降)に段取り(勉強)するか。
それで成果は決まります。

父のこの言葉、生涯胸に刻んでおく覚悟です。


(ちなみに父はネクタイをつけて作業着を着ません)

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